プライマリケア医として
地域全体を健康にするには、
病気の治療だけでなく、予防と早期発見をすることも、非常に大切です。
「人々が健康な生活を営むことができるように、地域住民とのつながりを大切にした、
継続的で包括的な保健・医療・福祉の実践及び学術活動を行なうことを目的とする」
これは、日本プライマリケア学会の綱領で、認定医・指導医(5月中に取得予定:取得後変更)である私の使命です。
天草・人吉球磨地方でへき地医療に従事していたころ、婦人会・お年寄りを対象に、
地域の公民館で「出前健康講座」を行なっていましたが、そのリメイクです。
あれから20年、熊本市にも高齢化の波が押し寄せ、
皆さんの健康に対する関心もずいぶん高まっているように感じます。
教えることは学ぶこと
医師は患者さんからいろんなことを教わります。
私も当時より臨床経験・社会経験を積み、より実践に基づいたお話が出来るようになったのでは?
どんな話になるのか、どんな展開になるのか、ひそかな楽しみでもあります。
現実問題として、これから20年後には、20年前や今のように、
医療・介護に使うお金(財源)は、国にはありません。
病気になったら医者任せではなく、自分のカラダは積極的に自分で守る。
健康茶話(サワー)は、茶話(サワ)とアワーの造語です。
おいしいお茶を飲みながら、リラックスした雰囲気で、健康について考えてみませんか?