院内処方で薬がもらえるって、どういうこと?
通常はクリニックの近くの薬局でお薬をもらうパターンが多いのですが、当院では院内でお薬をお渡しすることにしています。
なぜなら、そのほうが患者さんにとって「楽」になると思うからです。
院内でお薬をお渡しできれば、
「待つ場所が1か所で済みます。」
「雨の日や、寒い日もクリニックからの移動もありません。」
院内処方はどんなメリットがあるの?
本当は、薬局に処方せんを出した方が、クスリの管理もいらず、そのための職員配置もいらないので、医療機関にとって「楽」だし、経済的にもメリットがありますが、急に具合が悪くて受診する方も多い当院の特殊性を考え、患者さんの苦痛をどれだけ軽減できるか?を優先しました。
当院ではあえて、
- 院内薬局であれば、再度受け取りたいクスリについて、自由がきく
(あれが欲しい・これは要らない) - 再度、医師本人からこのクスリが「必要である」旨、話が聞ける
(場合によっては、再度診察して説明を受けることができます)
安(診療にかかるトータルの費用)・近(処方医とのアクセス)・短(ズバリ時間です)はワンストップサービスが可能な「院内処方」のメリットだと思っています。
かかりつけ薬局の重要性
さまざまな病気を持ち複数の病院にかかっている高齢者や、特殊な治療・内服薬が必要な患者さんであれば、内服する薬の数や種類も膨大になりますし、飲み合わせの問題もあります。
薬の専門家である薬局(薬剤師)にお願いして、
お近くの「かかりつけ薬局」で一元的に管理していただいた方がいいでしょう。