特定健康調査(特定健診)とは、メタボリックシンドロームなどで生活習慣病に進む危険性の高い方を早期に発見する為に平成20年4月から始まった健診制度 で、腹囲の測定や血液検査、問診などを行います。
そして該当者には病気になる前に予防の段階で、特定保健指導を受けていただき、生活習慣を改善させていく 様にするというプログラムになっています。
日本人の死因の3割を占める心疾患と脳血管障害。
ここ最近になって、内臓脂肪を減らすことでこれらの病気の発症を抑えられることが明らかになってきまし た。
新しい健診ではこの点に着目し、内臓脂肪が原因になって起こるメタボリックシンドロームを見つけ出す健診に変わりました。これまでの「病気を早期発見 する健診」から、いわば「生活習慣病予防のための健診」に生まれ変わるのです。
健診後にはメタボリックの対象者には保健指導をおこない受診者方々が生活習 慣の問題点を見つけ、自らその習慣を改善して生活習慣病を防げるようなサポートもはじまりました。